【つくば市】JAXA見学と宇宙みやげ選び｜予約の流れと徒歩回遊MAP

JAXA筑波宇宙センターの見学は、ガイド付きツアーは予約が必須ですが、展示館「スペースドーム」などは予約なしで自由に見学できます。この記事では、オンラインでのツアー予約方法から当日の流れ、つくば駅からのバスや車でのアクセス、無料駐車場までを徹底解説。さらに、H-IIロケットなど必見の展示を巡るおすすめルートや、お土産に人気の宇宙食情報も紹介。これさえ読めば、JAXA見学のすべてがわかります。

1. JAXA筑波宇宙センターの見学は予約が必要？2つの見学方法

茨城県つくば市にあるJAXA筑波宇宙センターは、日本の宇宙開発の中枢を担う施設です。迫力のあるロケットや人工衛星の展示を間近で見学でき、宇宙を身近に感じられる人気のスポットとなっています。この筑波宇宙センターの見学方法は、目的や滞在時間に合わせて選べる2つのスタイルがあります。一つは事前予約が必須の「ガイド付き見学ツアー」、もう一つは予約なしで気軽に楽しめる「自由見学」です。それぞれの特徴を理解して、あなたにぴったりの見学プランを立てましょう。

1.1 事前予約が必須のガイド付き見学ツアー

より深く、そして特別なエリアを見学したい方には、WEBでの完全予約制となるガイド付き見学ツアーがおすすめです。 このツアーでは、専門のガイドがJAXAのバスで施設内を案内してくれます。 普段は一般公開されていない宇宙飛行士の養成エリアや、国際宇宙ステーション（ISS）の日本実験棟「きぼう」の運用管制室など、宇宙開発の最前線を間近に感じることができます。 映像を交えた解説もあり、子どもから大人まで楽しみながら学べる内容が魅力です。非常に人気が高いため、早めの予約が必須となります。

1.2 予約なしで楽しめる自由見学エリア

「つくばに来たから少しだけ立ち寄りたい」「自分のペースでゆっくり見て回りたい」という方には、予約不要・入場無料で楽しめる自由見学エリアがぴったりです。 広大な敷地内には、屋外に展示された全長約50mの本物のH-IIロケットがそびえ立ち、その大きさに圧倒されることでしょう。 中心の展示館である「スペースドーム」では、実物大の人工衛星や本物のロケットエンジン、「きぼう」日本実験棟の実物大モデルなどが展示されており、日本の宇宙開発の歴史と最先端技術に触れることができます。 自分の興味に合わせて、好きなだけ宇宙の世界に浸ることが可能です。

2. JAXA筑波の見学予約から当日までの流れを解説

JAXA筑波宇宙センターのガイド付き見学ツアーは、公式サイトからの完全予約制です。人気のツアーのため、週末や長期休暇はすぐに予約枠が埋まってしまうこともあります。ここでは、見学予約の方法から当日の入場までの具体的なステップと注意点を詳しく解説します。

2.1 オンラインでの予約方法と注意点

見学ツアーの予約は、パソコンやスマートフォンから専用の予約サイトを通じて行います。電話での予約は受け付けていないため注意が必要です。予約手続きは簡単ですが、いくつか押さえておくべきポイントがあります。

2.1.1 予約手順の4ステップ

予約サイトでの申し込みは、以下の流れで進みます。事前に手順を把握しておくとスムーズです。

1. 予約サイトへアクセス: JAXA筑-波宇宙センターの公式ウェブサイトにある見学案内ページから、外部の予約サイトへアクセスします。
2. 日時と人数の選択: カレンダーから希望の見学日時を選択し、参加人数を入力します。0歳の赤ちゃんから1名としてカウントされるため、参加者全員の人数で予約が必要です。
3. 申込者情報の入力: 代表者の氏名、メールアドレス、電話番号などの必要事項を入力します。入力したメールアドレス宛に予約完了メールが届くため、間違いのないように入力しましょう。
4. 予約完了メールの確認: 登録が完了すると、予約番号が記載された「予約完了メール」が届きます。このメールは当日の受付で必要になるため、大切に保管してください。

2.1.2 予約する上での注意点

予約手続きを進める前に、以下の点を確認しておくことで、当日のトラブルを防ぐことができます。

2.2 当日の受付と入場方法

見学当日は、ツアー開始時刻に遅れないよう、時間に余裕を持って行動することが大切です。受付から入場までの流れを事前に確認し、万全の準備で臨みましょう。

2.2.1 受付からツアー開始までの流れ

1. 受付場所へ: 正門を入り、広報・情報棟にある見学受付カウンターへ向かいます。ツアー開始時刻の1時間前から30分前までに受付を済ませる必要があります。
2. 受付手続き: 受付スタッフに予約完了メールに記載された「予約番号」を提示し、参加料金を支払います。 現金のみの取り扱いとなる場合があるため、事前に準備しておくと安心です。
3. 本人確認: セキュリティのため、中学生以上の参加者全員の本人確認が行われます。 顔写真付きの身分証明書（運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど）の原本を必ず持参してください。
4. リストバンド装着: 受付後、ツアー参加の証であるリストバンドを受け取り、手首に装着します。
5. 集合場所で待機: 受付を済ませたら、ツアー開始時刻まで指定された集合場所で待機します。ツアー開始の5分から10分前には集合しましょう。

2.2.2 当日の持ち物と服装のポイント

当日に慌てないよう、持ち物は前日までにチェックしておきましょう。また、ツアーは施設内を歩いて移動するため、動きやすい服装が推奨されます。

3. JAXA筑波宇宙センターへのアクセス方法

日本の宇宙開発の中枢拠点であるJAXA筑-波宇宙センターへのアクセスは、電車とバス、または車を利用するのが便利です。東京方面からのアクセスも良好で、それぞれの交通手段に合わせた最適なルートをご紹介します。

3.1 電車とバスを利用する場合

電車とバスを使ってアクセスする場合、最寄り駅はつくばエクスプレス（TX）の「つくば駅」とJR常磐線の「荒川沖駅」の2つです。どちらの駅からも関東鉄道の路線バスが運行しており、JAXA筑波宇宙センターのすぐ近くまで行くことができます。

東京方面からお越しの場合は、秋葉原駅から出発するつくばエクスプレスを利用するのが最もスムーズでおすすめです。

また、土日祝日には、つくば駅のバスターミナル「つくばセンター」から、市内の研究機関を巡る「つくばサイエンスツアーバス」も運行されており、こちらも利用できます。 東京駅八重洲南口から高速バスを利用し、「並木一丁目」で下車、そこから徒歩1分という方法もあります。

3.2 車でのアクセスと無料駐車場情報

車でのアクセスも非常に便利で、見学者用の無料駐車場が完備されています。 遠方からお越しの場合や、家族連れでの見学には車がおすすめです。

高速道路を利用する場合、最寄りのインターチェンジは常磐自動車道の「桜土浦I.C.」です。インターチェンジを降りてからつくば方面へ約3.5km、時間にして約7分ほどで到着します。 また、首都圏中央連絡自動車道（圏央道）の「つくば中央I.C.」からもアクセス可能で、こちらからは約12分です。

カーナビゲーションを設定する際は、電話番号ではなく住所「茨城県つくば市千現2-1-1」で検索してください。電話番号で検索すると、正門以外の場所に案内される可能性があるため注意が必要です。

見学者用の駐車場は約50台が駐車可能で、料金は無料です。 団体見学などでバスを利用する場合は、駐車場の予約が必要となりますので、事前に確認しておきましょう。

4. これで迷わない JAXA筑波の見学おすすめルートと徒歩回遊MAP

JAXA筑波宇宙センターの無料で見学できるエリアは、正門から入ってすぐの「ロケット広場」、展示館「スペースドーム」、そして広報・情報棟に入る「プラネットキューブ」の大きく3つの見どころに分かれています。敷地は広大ですが、これらの施設は隣接しているため、徒歩でスムーズに回ることが可能です。ここでは、宇宙の壮大さを満喫し尽くすためのおすすめ見学ルートと、各施設の所要時間の目安をご紹介します。

合計で約1時間半から2時間ほどあれば、主要な展示をじっくりと楽しむことができます。時間に余裕があれば、各展示をさらに深く掘り下げたり、ミュージアムショップでゆっくりお土産を選んだりするのもおすすめです。

4.1 迫力満点 H-IIロケット実物大模型

正門をくぐると、まず目に飛び込んでくるのが屋外に横たわる巨大なロケットです。 これは、日本の宇宙開発の礎を築いた「H-IIロケット」の実機で、その全長は約50メートルにも及びます。 純国産技術で開発されたこのロケットの大きさと複雑な構造を間近で見ると、その迫力に誰もが圧倒されることでしょう。 筑波宇宙センター訪問の記念撮影をするなら、このロケット広場が最高のフォトスポットです。 ロケットの先端部（フェアリング）やエンジン部分など、様々な角度からその姿を写真に収めてみてください。

4.2 日本の宇宙開発がわかる展示館「スペースドーム」

ロケット広場の次に訪れたいのが、自由見学エリアのメイン施設である展示館「スペースドーム」です。 館内には、日本の宇宙開発の歴史から最新のプロジェクトまで、数多くの本物や実物大モデルが展示されており、子どもから大人まで知的好奇心をくすぐられます。

4.2.1 歴代の人工衛星とロケットの歩み

スペースドームに入ると、まず100万分の1スケールの美しい地球の模型「ドリームポート」が迎えてくれます。 館内を進むと、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」や、小惑星探査機「はやぶさ2」の実物大モデルなど、社会に貢献してきた数々の人工衛星が並びます。 また、日本のロケット開発の歴史をたどる1/20スケールの模型展示も見逃せません。

4.2.2 圧巻の国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟

館内で最も大きな存在感を放つのが、国際宇宙ステーション（ISS）の「きぼう」日本実験棟の実物大モデルです。 宇宙飛行士が実際に生活し、実験を行う空間の広さや設備をリアルに体感できます。船内実験室だけでなく、船外の実験スペースも忠実に再現されており、宇宙での活動の様子を具体的にイメージすることができるでしょう。

4.3 JAXAの今を知る「プラネットキューブ」

スペースドームに隣接する広報・情報棟内にあるのが「プラネットキューブ」です。 ここでは、JAXAが取り組んでいる最新の研究開発や、旬のトピックに関する企画展示が行われています。展示内容は定期的に変わるため、訪れるたびに新しい発見があるかもしれません。日本の宇宙開発の「今」と「未来」に触れたい方は、ぜひ立ち寄ってみてください。また、ここにはミュージアムショップが併設されており、JAXAならではのグッズや宇宙食を購入することができます。

5. 見学の記念に買いたい 宇宙みやげとJAXAグッズ

JAXA筑波宇宙センターの見学を終えたら、記念となるお土産選びも楽しみの一つです。展示館「スペースドーム」の隣にある「プラネットキューブ」内にはミュージアムショップ「UNiBO」があり、ここでしか手に入らない魅力的なグッズが豊富に揃っています。 見学の思い出を形にして持ち帰ったり、家族や友人へのプレゼントを選んだりするのに最適なスポットです。

5.1 ミュージアムショップの人気商品

ミュージアムショップ「UNiBO」では、JAXAのロゴが入ったオリジナルグッズから、宇宙をテーマにした雑貨、精巧な模型まで、幅広い商品が並びます。 子どもから大人まで、宇宙ファンならずとも心惹かれるアイテムが見つかるでしょう。特に筑波宇宙センターでしか手に入らない限定グッズは、見学の記念として大変人気があります。

5.1.1 JAXAファン必見のオリジナルアパレル

JAXAのロゴがデザインされたTシャツやパーカー、帽子は、普段使いもできるおしゃれなアイテムとして人気です。 フライトジャケット風のアウターなど、本格的なデザインのものもあり、宇宙開発への憧れを身近に感じることができます。自分用はもちろん、プレゼントにしても喜ばれること間違いなしです。

5.1.2 子どもから大人まで楽しめる雑貨・文房具

クリアファイルやボールペン、ノートといった文房具は、学校や職場で使うたびに見学の思い出がよみがえる人気のお土産です。 H-IIロケットや人工衛星をモチーフにしたキーホルダーやピンバッジ、ステッカーなども手頃な価格で、コレクションするのも楽しいでしょう。 また、精巧に作られたロケットの模型や、トミカの人工衛星などは、子どもだけでなく大人の知的好奇心も満たしてくれます。

5.2 お土産にぴったりの宇宙食

JAXA筑波宇宙センターのお土産として、特にユニークで人気が高いのが「宇宙食」です。 実際に宇宙飛行士が宇宙で食べるものと同じフリーズドライ製法などで作られており、地上にいながら宇宙飛行士の気分を味わうことができます。 デザートから軽食まで種類が豊富で、話のタネになること間違いなしの楽しいお土産です。

「宇宙日本食」と認証されたマークが付いている商品は、国際宇宙ステーション（ISS）で実際に食べられているもので、より本格的な宇宙体験ができます。 お土産用に開発されたスペースフードも、たこやきやプリン、アイスクリームといったユニークなラインナップが揃っており、選ぶ時間も楽しめます。

6. JAXA見学とあわせて行きたい つくばのランチスポット

宇宙の夢と興奮に満ちたJAXA筑波宇宙センターの見学後は、つくばの美味しいランチで特別な一日を締めくくりましょう。研究学園都市ならではの個性豊かなお店から、ご家族で楽しめるレストランまで、JAXAからアクセスしやすく、見学の思い出をさらに豊かにしてくれるおすすめのランチスポットを目的別にご紹介します。

6.1 子連れファミリーに人気！広々空間で楽しむランチ

小さなお子様連れのご家族でも、周りを気にせずゆっくりと食事を楽しみたいもの。ここでは、広々とした席でくつろげる、お子様も喜ぶメニューが揃った人気のレストランを厳選しました。

6.1.1 とんかつ とんQ つくば本店

厳選された銘柄豚を使用した、こだわりのとんかつが自慢の人気店です。広々とした店内にはテーブル席のほか座敷席も完備されており、小さなお子様連れでも安心して利用できます。サクサクの衣をまとったジューシーなとんかつは、世代を問わず大人気。ご飯、キャベツ、豚汁がおかわり自由なのも、育ち盛りのお子様やパパには嬉しいポイントです。

6.1.2 ウエストハウス 本店

1979年創業、地元で長年愛され続ける老舗の洋食レストランです。ハンバーグやスパゲッティ、ドリアといった、どこか懐かしさを感じる王道の洋食メニューが豊富に揃っています。ボリューム満点のメニューが多く、大人も子供も大満足間違いなし。アメリカンな雰囲気の店内で、家族みんなで楽しいランチタイムを過ごせます。

6.2 研究学園都市ならでは！つくばの名物グルメを味わう

せっかくつくばを訪れたのなら、その土地ならではのグルメを堪能したいですよね。ここでは、地元の食材を活かした料理が楽しめる、つくばらしさを感じられるお店をご紹介します。

6.2.1 蔵日和

歴史を感じる古民家を改装した、趣のあるベーカリーレストランです。茨城県産の小麦やつくばの新鮮な野菜をふんだんに使用した、こだわりのパンやランチプレートが人気。 ゆったりとした時間が流れる空間で、素材の味を活かした優しい味わいの料理を楽しめます。併設されたベーカリーで、お土産にパンを購入するのもおすすめです。

6.2.2 トラットリア エ ピッツェリア アミーチ

本格的な薪窯で焼き上げるナポリピッツァが評判のイタリアンレストランです。 もちもちとした食感の生地と、厳選されたチーズやトマトソースが織りなすハーモニーはまさに絶品。開放感のあるおしゃれな店内で、ピッツァだけでなく、パスタや前菜など本格的なイタリア料理を堪能できます。 JAXA見学の特別な思い出とともに、少し贅沢なランチを楽しみたい方にぴったりです。

6.3 気軽に立ち寄れる！カフェで楽しむ軽食とスイーツ

「見学に夢中になってお昼の時間を逃してしまった」「少しだけ休憩したい」そんな時には、気軽に立ち寄れるカフェが便利です。美味しいコーヒーやスイーツと共に、宇宙の余韻に浸る穏やかな時間を過ごしませんか。

6.3.1 Cox

緑豊かなロケーションに佇む、洗練された雰囲気のカフェです。自家焙煎のスペシャルティコーヒーはもちろん、こだわりの素材で作られた手作りのケーキや焼き菓子が楽しめます。大きな窓から陽光が差し込む落ち着いた空間は、見学で歩き疲れた体を癒すのに最適。軽食メニューもあるので、遅めのランチにも対応できます。

7. まとめ

JAXA筑波宇宙センターの見学は、ガイド付きツアーなら事前予約が必須、展示館などの自由見学なら予約不要です。本記事では、オンラインでの予約方法から当日の流れ、電車や車でのアクセス方法までを詳しく解説しました。紹介したおすすめルートや徒歩回遊MAPを参考にすれば、広大な敷地でも迷うことなく楽しめます。見学の記念に宇宙食などのお土産も忘れずに。この記事を参考に、つくばで宇宙開発の最前線を体感する一日を計画してみてください。