【筑波山】御朱印めぐりと奇岩撮影|混雑しない時間帯リスト

筑波山の奇岩を撮影したいけれど、どこでどう撮ればいいか分からない…そんな悩みを解決します。本記事では、パワースポットとして知られる「弁慶七戻り」や「ガマ石」など、必見の奇岩7選の撮影ポイントとアングルを写真付きで詳しく解説。さらに、撮影に最適な混雑しない時間帯や限定御朱印情報、おすすめのモデルコースもご紹介します。この記事を参考にすれば、誰でも神秘的で迫力ある一枚を撮ることができ、筑波山散策を最大限に楽しめます。

  1. 1. 筑波山の奇岩とパワースポットの魅力
    1. 1.1 筑波山の奇岩の正体と特徴
    2. 1.2 パワースポットとしての筑波山の理由
    3. 1.3 奇岩めぐりで得られるご利益と伝承
  2. 2. 筑波山の奇岩とおすすめ撮影ポイント
    1. 2.1 弁慶七戻り—迫力を捉えるダイナミックなアングル
    2. 2.2 母の胎内くぐり—神秘的なシルエット写真を狙う
    3. 2.3 ガマ石—金運アップを願うユーモラスな撮影ポイント
    4. 2.4 出船入船—関東平野の絶景と一緒に撮る
    5. 2.5 北斗岩—天空のパワースポットを撮影する
    6. 2.6 大仏岩—表情の変わる神秘的な岩
    7. 2.7 裏面大黒—隠れたインスタ映えポイント
  3. 3. 奇岩めぐりと一緒に楽しむ筑波山神社での御朱印集め
    1. 3.1 筑波山神社拝殿で受けられる御朱印
    2. 3.2 男体山・女体山山頂の限定御朱印
  4. 4. 筑波山の奇岩撮影で混雑を避けるベスト時間帯と曜日
    1. 4.1 早朝の時間帯が最も狙い目 — ケーブルカーの始発を利用しよう
    2. 4.2 平日の午前中は比較的空いています
    3. 4.3 紅葉シーズンの混雑を避けるポイント
  5. 5.1 ケーブルカーで手軽に巡る奇岩と御朱印の旅
      1. 5.1.1 コース例と所要時間の目安
  6. 5.2 登山好きにおすすめの白雲橋コース
      1. 5.2.1 コース例と所要時間の目安
  7. 6. 筑波山へのアクセスと服装の注意点
    1. 6.1 電車とバスでのアクセス方法
      1. 6.1.1 筑波山シャトルバスの利用案内
    2. 6.2 車でのアクセスと駐車場情報
      1. 6.2.1 おすすめの駐車場一覧
    3. 6.3 奇岩撮影に適した服装と持ち物
      1. 6.3.1 基本の服装:動きやすさと安全性重視
      2. 6.3.2 季節別の服装ポイント
      3. 6.3.3 必須&便利な持ち物リスト
  8. 7. まとめ

1. 筑波山の奇岩とパワースポットの魅力

「西の富士、東の筑波」と称され、古くから人々の信仰を集めてきた筑波山。豊かな自然の中に点在する「奇岩・怪石」は、珍しい形状だけでなく、それぞれに神話や伝説が息づくパワースポットです。これらの奇岩には、古代から信仰の対象とされる磐座(いわくら)としての役割もあり、神秘的なエネルギーを感じることができます。写真映えはもちろん、パワースポットとしての歴史と伝承を知ることで、訪れる際の感動も深まるでしょう。

1.1 筑波山の奇岩の正体と特徴

筑波山山頂付近に点在する奇岩の多くは、約7500万年前に地下深部で冷え固まった斑れい岩(はんれいがん)が形成したものです。硬く風化や浸食に耐える特性を持ち、長い年月をかけて風雨による侵食の結果、独特な形状を形成しました。岩の表面の規則的な割れ目(節理)も形状の特徴であり、それが奇岩の神秘的な姿を演出しています。これらの岩は、自然の力と長い時間の積み重ねによって生まれた、日本の自然美の粋ともいえる存在です。

1.2 パワースポットとしての筑波山の理由

筑波山が古くから信仰の対象となり、多くの人々にとって強力なパワースポットとされる背景には、山そのものが御神体であることと、山に祀られる神々の歴史的背景があります。山頂には、父なる神・伊弉諾尊(イザナギノミコト)と母なる神・伊弉冊尊(イザナミノミコト)が祀られ、結婚や子宝、家族の絆を司るご利益も伝えられています。また、古代の信仰では、神の降臨場所として大きな岩を磐座(いわくら)と呼び、神々の宿る場所と崇めてきました。これらの奇岩は、信仰とエネルギーが集中する神秘的な空間として、多くの参拝者にとって強い霊性を感じさせる場所となっています。

1.3 奇岩めぐりで得られるご利益と伝承

筑波山の奇岩には、各地に伝わる神話や伝説にちなんだご利益がついています。代表的な奇岩と、その効能をご紹介します。訪れる際の参考にして、神秘的なパワーをあなたの生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

奇岩の名前 伝説・由来 期待できるご利益
弁慶七戻り 豪傑弁慶も岩の迫力に圧倒されて7回も後ずさりしたと伝わる 決断力向上、厄除け、困難突破
母の胎内くぐり 岩を通じて清らかな心身に立ち返る修験道の修行場 罪穢れの浄化、安産、再生祈願
ガマ石 「ガマの油売り」の口上を考案したと伝わり、口の中に石を入れると金運上昇 金運アップ、商売繁盛
出船入船 航海の安全を祈願し祀られる神聖な岩 交通安全、旅行安全、海上安全
北斗岩 北斗七星の星のように不動の存在とされる岩 運気安定、方位除け
大仏岩 高さ約15mの岩体で、角度によって大仏に見える 願望成就、心願達成
裏面大黒 背負っている大黒天が袋を持つ姿に例えられる 財運向上、五穀豊穣
立身石 間宮林蔵が出世祈願で訪れたと伝わる 出世祈願、学業成就

2. 筑波山の奇岩とおすすめ撮影ポイント

筑波山には、自然が作り出した独特の奇岩が点在し、パワースポットとしても人気です。ここでは、特に写真映えする7つの奇岩と、その魅力を引き立てる撮影ポイントを詳しく解説します。実際の写真や構図のコツを知ることで、神秘的で迫力のある一枚を撮影できるようになります。

2.1 弁慶七戻り—迫力を捉えるダイナミックなアングル

「弁慶七戻り」は、体を反り返すように不安定に見える巨大な岩で、武蔵坊弁慶が7回後ずさりしたと伝わるパワースポットです。神々の門とも呼ばれ、筑波山の象徴的な存在です。迫力ある写真を撮るには、広角レンズを使用し、下から見上げるローアングルがおすすめです。岩のスケール感を際立たせるため、空や木々の緑を背景に入れると良いでしょう。人物を小さく入れることで、岩の巨大さとバランスの威圧感を表現できます。光が差し込む時間帯を狙えば、陰影が際立ち、よりダイナミックな一枚に仕上がります。

弁慶七戻り撮影ポイント
ポイント 詳細
推奨レンズ 広角レンズ
アングル 下から見上げるローアングル
構図のコツ 岩の隙間に空や木々を入れる、人物を配置する
ベストな時間帯 晴天で岩に差し込む光がきれいな時間

2.2 母の胎内くぐり—神秘的なシルエット写真を狙う

「母の胎内くぐり」は、岩の裂け目をくぐる行為で、清浄や生まれ変わりの祈願が叶うとされる場所です。筑波山の修験道の修行場としても重要なスポットで、神秘的な情景を捉える写真が人気です。光と影のコントラストを重視し、出口付近の明るい光に向かってシャッターを切ると、人物のシルエットが美しく浮かび上がります。暗い内部ではISO感度を上げて、手持ち撮影でもしっかりとピントを合わせましょう。スローシャッター撮影も試みると、光の軌跡が加わり、一層幻想的な写真になります。

2.3 ガマ石—金運アップを願うユーモラスな撮影ポイント

口を開けたガマガエルに似た「ガマ石」は、昔から金運や出世運アップのご利益が伝わるパワースポットです。特に「口に小石を投げ入れる」瞬間を狙えば、願掛けの場面や躍動感のある写真を撮ることができます。低めから見上げる角度だと、よりガマガエルらしさが伝わります。家族や友人の面白いポーズも取り入れて、楽しい思い出を残しましょう。

2.4 出船入船—関東平野の絶景と一緒に撮る

船の出入りのように見える奇岩、「出船入船」は、関東平野を望む絶景と一体になった写真が魅力です。広角レンズを使い、前景の岩と背景の遠景を一体的に捉えると奥行きのある構図になります。晴れた夕暮れ時は、空の色と岩のシルエットが幻想的に映え、絶好のシャッターチャンスです。遠近感を意識して、広大な景色と岩のコントラストを生かしましょう。

2.5 北斗岩—天空のパワースポットを撮影する

天に向かってそびえ立つ「北斗岩」は、天空に向かって伸びるその姿が神秘的です。空を大きく入れたローアングルからの撮影がおすすめで、岩と空の対比やスケール感を強調できます。斜めから光が当たる時間帯を選び、岩肌の質感や影を際立たせると、圧倒的な存在感を写真に収められます。岩のくぐり抜ける角度を変えながら、様々な構図を試してみてください。

2.6 大仏岩—表情の変わる神秘的な岩

高さ約15メートルの巨大な岩で、見方によって大仏の顔のように見えることから名付けられた「大仏岩」。さまざまな角度から撮影し、陰影や表情の変化を楽しみましょう。午前中や天気の良い日がおすすめです。岩の周囲を歩きながら、自然な陰影や凹凸が浮き出る場所を見つけ、自分だけの一枚を追求してください。

2.7 裏面大黒—隠れたインスタ映えポイント

大黒様の後ろ姿に似ていることから名付けられた「裏面大黒」は、奥まった場所にあり、隠れた撮影スポットです。苔むした岩肌と緑の自然が織りなす情景は、自然の美しさを感じさせます。寄りのクローズアップや、岩の割れ目を強調した構図で、生命感あふれる写真を狙いましょう。彩度を少し上げて、自然の色を鮮やかに表現すると、インスタ映えも狙えます。

3. 奇岩めぐりと一緒に楽しむ筑波山神社での御朱印集め

筑波山の奇岩巡りと併せて、山麓にある筑波山神社で御朱印を集めるのもおすすめです。パワースポット巡りの旅の一環として、神聖なパワーを手元に残しましょう。筑波山神社は、男体山と女体山の山頂だけでなく、山麓にも拝殿と授与所があり、多彩な御朱印を受け取ることができます。

奇岩観賞と御朱印収集を組み合わせることで、自然の神秘とともに神社の祈願も叶えられ、より充実した参拝体験となります。特に登山前に立ち寄れば、安全祈願や旅の無事を願うことも可能です。筑波山は、日本屈指のパワースポットでありながら、御朱印を楽しむことでその神聖さをより深く感じられるでしょう。

3.1 筑波山神社拝殿で受けられる御朱印

中腹に位置する壮麗な筑波山神社拝殿では、多彩な御朱印をいただけます。授与所は拝殿左側にあり、山登りやケーブルカーで山頂に向かう前に立ち寄るのが便利です。鳥居や社殿を背景にした御朱印帳や、筑波山をモチーフにしたデザインも多数用意されています。初心者でも気軽に御朱印集めを始められる環境です。

筑波山神社 拝殿の御朱印情報
項目 詳細
受け取れる御朱印の種類 筑波山神社や恵比寿神(常陸七福神の一神)の御朱印など複数
場所 拝殿左側の授与所
受付時間 9:00〜17:00頃
初穂料 各500円(一般的な料金)

3.2 男体山・女体山山頂の限定御朱印

筑波山のシンボル、男体山(標高871m)と女体山(標高877m)登頂後には、それぞれの山頂に設置された御本殿で限定御朱印を受け取れます。これらの御朱印には「登拝(とうはい)」の印が押され、実際に山を登った証となる特別なものです。奇岩観賞や撮影の途中で山頂を目指し、達成感を味わいながら限定書き入れの御朱印もゲットしましょう。

ただし、山頂の授与所は天候や季節によって受付時間が短縮されたり変更されたりすることもあるため、事前の確認がおすすめです。山頂の絶景とともに、唯一無二の御朱印も収集できる貴重な体験です。

山頂の御朱印情報
項目 詳細
受け取れる御朱印 男体山御本殿、女体山御本殿
場所 各山頂の御本殿脇の授与所
受付時間 季節や天候により変動。拝殿授与所より短い場合もあります。
初穂料 各500円

また、山頂に登らずとも拝殿の授与所で「遥拝(ようはい)」の御朱印を受け取ることも可能です。ただし、「登拝」の御朱印は、山頂で実際に参拝して初めて授かれるもので、登山の達成感や神聖さをより深く感じられます。神秘的な奇岩や絶景とともに、特別な御朱印も収集して、旅の思い出をより一層豊かにしてください。

4. 筑波山の奇岩撮影で混雑を避けるベスト時間帯と曜日

筑波山の奇岩やパワースポットは魅力的ですが、多くの観光客が訪れるため、混雑状況によっては撮影に支障をきたすこともあります。快適に奇岩の神秘的な雰囲気を写真に収めるためには、訪れる時間と曜日の見極めが重要です。以下に、混雑を避けて良い写真が撮れる時間帯や季節ごとのコツをご紹介します。

4.1 早朝の時間帯が最も狙い目 — ケーブルカーの始発を利用しよう

筑波山の奇岩を撮影するなら、特に早朝がおすすめです。 山頂付近は静寂に包まれ、観光客も少なく、神秘的な雰囲気を存分に味わえます。特に朝日に照らされた岩肌は陰影が際立ち、迫力のある写真を撮影できます。早朝の時間帯は、光の加減や静けさを利用した幻想的な一枚が期待できる絶好のチャンスです。

早朝に山頂へ向かうには、筑波山ケーブルカーの利用がおすすめです。始発便を狙えば、他の観光客が到着する前に撮影ポイントに立てる可能性が高まります。以下に、ケーブルカーの運行時間の目安を掲載しますので、事前に確認しましょう。

筑波山ケーブルカー 運行時間(例:季節や曜日によって変動あり)
期間 平日 土日祝
通常期 9:20~17:00 9:00~17:20
紅葉シーズンなど特別期間 夜間運行や早朝の便が可能な場合があります。公式サイトを要確認。

※実際の運行時間や運行日については、筑波観光鉄道の公式サイトで最新情報をご確認ください。天候や季節により運行状況は変わるため、出発前の確認をお忘れなく。

4.2 平日の午前中は比較的空いています

土日祝日と比べて、平日は圧倒的に人出が少なくなります。 特に、学校の長期休暇(夏休み・冬休み・春休み)と重ならない平日は、ゆったりと奇岩を撮影できる絶好の機会です。中でも、午前10時から午後2時の間は特に混雑しやすいので、その前後の時間帯、つまり早朝や午後3時以降を狙うと良いでしょう。

また、天候も混雑状況に影響します。曇りや小雨の日は、人手も少なく、霧が立ち込める幻想的な風景を撮影できるため、積極的に候補日に組み込むと良いでしょう。

4.3 紅葉シーズンの混雑を避けるポイント

筑波山の紅葉のピークは例年11月上旬から中旬にかけてで、多くの観光客で賑わいます。この時期はピーク時間帯の道路渋滞や駐車場の満車が避けられません。特に、土日祝の混雑は避けられず、駐車待ちに長時間かかるケースもあります。

紅葉シーズンに奇岩撮影をスムーズに行うには、次の工夫が有効です:

  • 公共交通機関の利用:つくばエクスプレスのつくば駅から運行される「筑波山シャトルバス」を利用すれば、渋滞の影響を抑え駐車場の混雑を避けられます。できるだけ早朝のバスに乗車するのがおすすめです。
  • 早朝の到着:車の場合は、駐車場の開場時間に合わせて早朝に到着することを推奨します。午前7時前の到着を目指すと、駐車スペース確保や観光客の少ない状態での撮影が期待できます。
  • 平日訪問の検討:可能であれば、紅葉ピークの時期でも平日を選ぶと、週末の混雑を回避できます。
  • 迂回ルートの活用:混雑しやすい県道42号線の代わりに、つつじヶ丘方面からは「パープルライン」(県道236号線)を利用するとスムーズにアクセスできる場合があります。

時間と天候を見極めて、少しでも早く行動することで、紅葉シーズンの筑波山でも快適に奇岩を撮影できるでしょう。計画的な訪問が、素晴らしい写真と満足感に繋がります。

筑波山の奇岩と御朱印を効率よく巡るには、体力や時間に合わせたモデルコースの選択がおすすめです。以下に、初心者向けのケーブルカー利用コースと、登山を楽しむ本格コースの2つを紹介します。それぞれの所要時間や見どころを詳しく解説していますので、ベストなプランを見つけて、筑波山の神秘的な奇岩やパワースポットを満喫してください。

5.1 ケーブルカーで手軽に巡る奇岩と御朱印の旅

登山に自信がなくても、ケーブルカーを利用すれば山頂付近の絶景と奇岩を手軽に楽しめます。筑波山神社の参拝とともに、山頂の奇岩ポイントや限定御朱印を狙うのに最適なコースです。体力を温存しながら、歴史ある神社と自然の奇岩をじっくり撮影できます。

まず筑波山神社の拝殿で参拝し、宮脇駅からケーブルカーに乗車。山頂駅から男体山と女体山の御本殿を回りながら、奇岩「ガマ石」や「弁慶七戻り」などを撮影し、限定御朱印もゲットします。下山は再びケーブルカーか徒歩を選べます。

5.1.1 コース例と所要時間の目安

ルート 内容 所要時間
筑波山神社拝殿 ~ 宮脇駅 参拝と準備 約20分
宮脇駅 → 筑波山頂駅 ケーブルカー乗車(約8分)
山頂駅・御幸ヶ原 展望と奇岩撮影 約15分
男体山・女体山の御本殿 参拝と御朱印、奇岩撮影 約30分
山頂から下山(ケーブルカー) 帰路 約8分
宮脇駅から徒歩で筑波山神社拝殿へ 移動 約20分
合計 約2時間11分〜

実際には、撮影や休憩の時間を含めて、合計で約3時間〜3時間半程度見ておくと余裕を持てます。また、山頂の社務所の営業状況も事前に確認しておくとスムーズです。

5.2 登山好きにおすすめの白雲橋コース

本格的に山登りと奇岩撮影を楽しむなら、「白雲橋コース」がおすすめです。弁慶七戻りや母の胎内くぐりなど、パワースポットとして知られる奇岩群が終日見どころとなります。険しい登山道の途中に、神秘的な場所が点在しているため、達成感とともに印象的な写真が撮影できます。山頂で御朱印を受けた後は、下山時にケーブルカーの利用も可能です。

5.2.1 コース例と所要時間の目安

ルート 内容 所要時間
筑波山神社から出発 安全祈願と出発準備 約10分
筑波山神社 → 弁慶茶屋跡 登山開始(白雲橋コース、途中の奇岩も見どころ) 約70分
弁慶茶屋跡 → 女体山山頂 奇岩群(弁慶七戻り・母の胎内くぐりなど)を撮影しながら登山 約40分~
女体山山頂 参拝、御朱印、撮影等 約30分
山頂から男体山へ移動 山の連絡路経由 約15分
男体山山頂 参拝と御朱印を取得 約20分
下山(御幸ヶ原コースやケーブルカー) 所要時間約70分(徒歩またはバス)
筑波山神社へ戻る 拝殿で御朱印を受け取る 約15分
総所要時間 約4時間30分〜

撮影や休憩を十分に取るため、実際の所要時間は5〜6時間程度を見積もると安心です。弁慶七戻りや母の胎内くぐりの奇岩群は見どころ満載なので、時間に余裕を持って計画してください。

6. 筑波山へのアクセスと服装の注意点

筑波山の奇岩散策と撮影を快適に楽しむには、事前のアクセス計画と適切な服装・持ち物の準備が必要です。公共交通機関と車の両方のアクセス方法、そして安全に撮影できる服装のポイントを詳しく解説します。

6.1 電車とバスでのアクセス方法

筑波山へはつくばエクスプレス(TX)を利用するのが便利です。東京の秋葉原駅から約45分で「つくば駅」に到着します。つくば駅に着いたら、筑波山行きの直行シャトルバスに乗車しましょう。

6.1.1 筑波山シャトルバスの利用案内

つくば駅のA3出口からすぐの「つくばセンター」バスターミナル1番乗り場から、「筑波山シャトルバス」が運行しています。バスは、「筑波山神社入口」行きと「つつじヶ丘」行きの2系統があり、奇岩めぐりの起点となる筑波山神社へは「筑波山神社入口」で下車してください。

筑波山シャトルバスの基本情報
項目 詳細
乗り場 つくばセンター(つくば駅A3出口) 1番乗り場
行き先 筑波山神社入口 または つつじヶ丘
所要時間 約30~45分で到着
料金(片道) 大人770円(つくばセンター~筑波山神社入口)

6.2 車でのアクセスと駐車場情報

車利用の場合は、常磐自動車道の「土浦北IC」から国道125号線を経由し、筑波山周辺へ向かいます。所要時間は約40分です。特に週末や紅葉シーズンは道路や駐車場が混雑しやすいため、早めの到着を心掛けましょう。

6.2.1 おすすめの駐車場一覧

周辺には市営駐車場が複数あります。登山や奇岩撮影に便利な駐車場所を選びましょう。主要な駐車場は次の通りです。

筑波山周辺の主要駐車場一覧
駐車場名 収容台数(普通車) 料金 特徴
市営第1駐車場 約230台 500円 筑波山神社に最も近く、人気の駐車場です。週末は早めに満車になることが多いため、余裕を持って訪問を。
市営第3駐車場 約200台 500円 大鳥居付近に位置し、梅林や登山口へのアクセスも良好です。
市営第4駐車場 約70台 500円 やや離れた場所にあり、比較的空いている可能性があります。
つつじヶ丘駐車場 約388台 500円 ロープウェイ乗り場に直結。女体山や奇岩めぐりの出発点に便利です。

※駐車場は前払い制で、料金は500円硬貨の用意がおすすめです。営業時間は基本5:00~20:00です。

6.3 奇岩撮影に適した服装と持ち物

筑波山には岩場や急な階段、未舗装の道もあり、安全に撮影や散策を楽しむためには適切な服装と持ち物が必要です。特に、奇岩の撮影ポイントでは足元の安全確保が重要です。

6.3.1 基本の服装:動きやすさと安全性重視

第一に重要なのは足元です。滑りにくいトレッキングシューズやハイキングシューズがおすすめです。軍手やゴム手袋は岩場での手の傷防止に便利。衣服は汗を素早く乾かす化学繊維や、重ね着できるレイヤリングを心掛けてください。

6.3.2 季節別の服装ポイント

季節ごとの服装のポイント
季節 服装のポイント
春 (3月~5月) 吸湿速乾性の長袖シャツに、羽織る薄手のジャケットやウィンドブレーカーがおすすめ。朝晩の冷え込みに備えましょう。
夏 (6月~9月) 通気性の良いTシャツと長ズボンを基本に、帽子や虫除け対策も忘れずに。汗対策には着替えも有効です。
秋 (10月~11月) 気温に応じて重ね着を。風が強く冷えることもあるため、防風性の高い服装が適しています。
冬 (12月~2月) 防寒対策を徹底しましょう。厚手のインナー、ダウンジャケット、手袋、ニット帽、ネックウォーマーは必須です。山頂や日陰は凍結の恐れもあるため、滑り止め付きスパイクも準備すると安心です。

6.3.3 必須&便利な持ち物リスト

奇岩の撮影をスムーズに進めるために、必要なアイテムはリュックサックにまとめて持ち運びましょう。

持ち物チェックリスト
カテゴリ アイテム 備考
必須アイテム 飲み物 季節問わず500ml~1Lを携帯。特に夏は多めに用意してください。
雨具 山の天候は変わりやすいため、撥水性のレインウェアや折りたたみ傘を持ち歩くと安心です。
タオル 汗拭きや日よけ、防寒に役立ちます。
モバイルバッテリー スマートフォンのバッテリー切れ防止と地図やカメラの充電に必須です。
カメラ・予備バッテリー 奇岩や景色の撮影に欠かせません。予備バッテリーやメモリーカードも忘れずに準備しましょう。
御朱印帳 筑波山神社の御朱印めぐりを楽しむ場合は忘れずに持参を。
あると便利なアイテム 行動食 エネルギー補給に飴やナッツなどがおすすめ。
ヘッドライト 早朝や夕暮れ時の散策に役立ちます。
絆創膏・消毒液 ちょっとした怪我や擦り傷に備えましょう。

7. まとめ

筑波山の奇岩と御朱印めぐりを充実させるには、撮影ポイントやアングルの工夫とともに、混雑を避ける時間帯を把握することが重要です。弁慶七戻りやガマ石などのパワースポットでは、紹介した撮影ポイントを参考にし、迫力ある写真を撮影しましょう。早朝や平日など人が少ないタイミングを狙うことで、より静かな環境で自然の神秘を堪能できます。筑波山散策とともに、御朱印収集や奇岩の撮影を心ゆくまでお楽しみください。

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