かすみがうら市での子連れ観光プランにお悩みですか?本記事では、絶景の展望台と大型遊具が人気の「かすみがうら市ふれあいランド」をメインに、おしゃれな湖畔カフェを巡る半日モデルコースをご紹介します。周辺の味覚狩りスポットや、パパママが気になる授乳室、雨の日でも遊べる施設まで徹底解説。この記事を読めば、次の休日の計画は完璧です!
1. 子連れ観光の決定版 かすみがうら市ふれあいランドの魅力

茨城県かすみがうら市(実際には行方市)に位置する「かすみがうら市ふれあいランド」は、日本で2番目に大きい湖「霞ヶ浦」のすぐそばにある、子どもと一緒に一日中楽しめる複合レジャー施設です。 展望タワーや広大な公園、水族館(現在は「霞ケ浦どうぶつとみんなのいえ」としてリニューアル)などが集まっており、小さな子どもから大人まで、家族みんなが大満足できるスポットとして人気を集めています。 広々とした無料駐車場も完備されているため、車でのアクセスも安心です。
1.1 360度のパノラマビュー 展望台「虹の塔」
施設のシンボルである「虹の塔」は、高さ約60メートルの展望タワーです。 エレベーターで展望室まで上がると、目の前には遮るもののない360度の大パノラマが広がります。 広大な霞ヶ浦の水面はもちろん、雄大な筑波山の姿もはっきりと見渡せます。 さらに、空気が澄んだ晴れの日には、遠く富士山まで望むことができる絶景スポットです。 展望室には望遠鏡も設置されており、子どもたちの好奇心をくすぐります。季節や時間によって変わる霞ヶ浦の美しい景色を、家族の思い出に刻んでみてはいかがでしょうか。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 利用時間 | 9:30~16:30(最終受付 16:00) |
| 利用料金 | 大人(高校生以上)440円、子ども(4歳~中学生)220円 ※4歳未満は無料 |
| 特記事項 | 塔の下層部には、小学生以上が楽しめるボルダリング施設もあります(別途レンタルシューズ代が必要)。 |
1.2 幼児から小学生まで楽しめるアスレチック遊具
虹の塔の周辺には、子どもたちが思いっきり体を動かして遊べる広大な親水公園(芝生広場)が整備されています。 この公園の魅力は、年齢に合わせて遊べるように設計された多彩なアスレチック遊具です。広々とした芝生の上でお弁当を広げたり、のびのびと走り回ったりするだけでも、子どもにとっては最高の時間になるでしょう。
1.2.1 幼児向けエリアのコンビネーション遊具
公園内には、まだ大きな遊具では遊べない小さなお子様専用のエリアが設けられています。緩やかなカーブの滑り台や、安全に配慮された低い高さの遊具が中心なので、パパやママも安心して見守ることができます。地面も柔らかい素材が使われている場所が多く、よちよち歩きの子どもの公園デビューにも最適です。
1.2.2 小学生に大人気!大型のローラー滑り台
小学生以上の子どもたちには、スリル満点の大型遊具が待っています。特に人気なのが、丘の上から滑り降りる長いローラー滑り台です。 友達と競争したり、何度も繰り返し滑ったりと、夢中になって遊ぶ子どもたちの歓声が絶えません。他にも、全身を使って挑戦するアスレチックやターザンロープなど、冒険心をくすぐる遊具が揃っています。
2. かすみがうらの自然を満喫 子連れに優しい湖畔カフェ

かすみがうら市ふれあいランドで思いっきり遊んだあとは、霞ヶ浦の雄大な景色を眺めながらランチやカフェタイムはいかがでしょうか。公園に隣接する「かすみがうら市交流センター」の2階にある「かすみキッチン」は、地元の食材をふんだんに使った料理が自慢のカフェレストランです。 小さなお子様連れのファミリーにとって嬉しいポイントがたくさん詰まっています。
2.1 霞ヶ浦を望むテラス席が人気
「かすみキッチン」の最大の魅力は、何といっても霞ヶ浦を一望できる開放的なテラス席です。 国内第2位の広さを誇る湖が目の前に広がる景色はまさに絶景。子どもたちが少し騒いでも、屋外なので気兼ねなく過ごせるのは嬉しいポイントです。心地よい湖畔の風を感じながら、家族でのんびりとした食事の時間を楽しむことができます。ベビーカーのまま利用しやすいのも、パパママにとっては助かります。
2.2 アレルギー対応やキッズメニューはある?
子連れでの外食で気になるのが、お子様向けのメニューやアレルギーへの対応です。「かすみキッチン」では、子どもたちが大好きなメニューを揃えたお子様プレートが用意されています。 地元の新鮮な食材を使って作られているため、安心して子どもに食べさせることができます。
アレルギー対応については、アレルゲン情報の提示や、可能な範囲でのメニュー調整など、柔軟に対応してくれる場合があります。心配な方は、事前に電話で相談・確認しておくと、当日スムーズに食事を楽しめるでしょう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| キッズメニュー | お子様プレートの用意あり |
| アレルギー対応 | 要相談(事前に店舗への電話確認を推奨) |
| 子ども用椅子 | あり |
| カトラリー | 子ども用の食器あり |
このように、かすみキッチンは景色の良さだけでなく、子連れファミリーへの配慮が行き届いた、かすみがうら観光の休憩にぴったりのスポットです。
3. 半日コースにプラスしたい 周辺のおすすめ観光スポット

かすみがうら市ふれあいランドでたっぷり遊んだ後、もう少しだけ足を延してみませんか?豊かな自然に恵まれたかすみがうら市には、家族みんなで楽しめる魅力的なスポットがまだまだあります。ここでは、半日観光コースにプラスアルファすることで、お子様との一日がさらに充実する、選りすぐりの観光スポットを2つご紹介します。
3.1 季節の味覚狩りができるフルーツパーク
かすみがうら市は、年間を通して様々な果物が栽培されているフルーツの産地です。市内に点在する観光農園では、季節ごとに旬のフルーツ狩りを体験でき、子どもたちの食育にも繋がる貴重な体験ができます。自分で収穫した採れたてのフルーツの味は格別。家族みんなで夢中になれること間違いなしです。
3.1.1 春~初夏:甘くてジューシーないちご狩り
冬の終わりから春にかけての楽しみといえば、やはりいちご狩りです。かすみがうら市のいちご農園では、甘くて香りの良い品種が栽培されており、立ったまま収穫できる高設栽培の農園も多く、小さなお子様やベビーカーを利用するご家族でも快適に楽しむことができます。 真っ赤に熟したいちごを頬張れば、自然と笑顔がこぼれます。
3.1.2 夏~秋:みずみずしい梨・ぶどう狩り
夏から秋にかけては、梨やぶどうが旬を迎えます。かすみがうら市は県内でも有数の梨の産地で、みずみずしい果汁たっぷりの梨を収穫できます。 また、大粒で甘い巨峰などのぶどう狩りも人気です。 木漏れ日の下で、たわわに実った果実を収穫する体験は、夏の楽しい思い出になるでしょう。
3.1.3 秋:家族で楽しめる栗拾い体験
秋が深まると、栗拾いのシーズンがやってきます。かすみがうら市は栗の生産量も県内随一を誇ります。 イガの中から大きな栗を見つける作業は、まるで宝探しのよう。お子様と一緒に、秋の味覚をたくさん見つけてみてください。
| 季節 | フルーツ | 時期の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 冬~春 | いちご | 12月下旬~5月下旬 | ビタミンCが豊富。高設栽培の農園も多く、子どもでも摘み取りやすい。 |
| 夏 | ブルーベリー | 6月下旬~8月下旬 | 目に良いとされるアントシアニンが豊富。 |
| 夏~秋 | 梨 | 8月上旬~10月下旬 | 水分が多く夏バテ回復にも。100年以上の栽培の歴史がある。 |
| 秋 | ぶどう | 8月中旬~10月中旬 | 主に巨峰が栽培されており、大粒で甘いのが特徴。 |
| 秋 | 栗 | 9月上旬~10月下旬 | 生産量は県内随一。ふっくらとして甘い栗が拾える。 |
| 秋 | 柿 | 9月下旬~11月下旬 | ビタミンが豊富で栄養満点。 |
3.2 帆引き船が見られる歴史博物館
霞ヶ浦のシンボルとして知られる「帆引き船」。かすみがうら市は、この独特な漁法が生まれた発祥の地です。 「かすみがうら市歴史博物館」では、その歴史や文化に触れることができ、子どもの知的好奇心をくすぐる発見がたくさんあります。
3.2.1 迫力満点の帆引き船の模型
館内には、実物大の帆引き船の模型が展示されており、その大きさと迫力は圧巻です。普段なかなか見ることのできない船の構造を間近で観察でき、子どもだけでなく大人も楽しめます。帆引き船が風の力だけで進む仕組みを、模型を見ながら学ぶことができます。
3.2.2 霞ヶ浦の漁業の歴史を学ぶ
帆引き船が考案されたのは明治13年のこと。 博物館では、かつて霞ヶ浦の漁業の主役であった帆引き船の歴史や、霞ヶ浦と人々の暮らしの関わりを、パネルや映像で分かりやすく紹介しています。 自由研究のテーマ探しにもぴったりの場所です。また、7月下旬から11月下旬の日曜日には、観光帆引き船が操業しており、随伴船に乗って湖上を進む美しい姿を見学することもできます。
4. かすみがうら観光で気になる子連れ設備をチェック

小さな子どもを連れて観光する際、パパやママにとって気になるのが授乳やおむつ交換ができる場所、そして急な雨でも楽しめる場所があるかどうかです。かすみがうら市での子連れ観光を安心して満喫できるよう、主要な観光スポットの設備を事前にチェックしておきましょう。
4.1 授乳室やおむつ交換台の場所
かすみがうら市の主要な観光施設では、赤ちゃん連れのファミリーに配慮した設備が整っています。特に拠点となる「かすみがうら市交流センター」には授乳室が完備されており、安心して利用できます。 各施設の詳しい状況は以下の表で確認し、お出かけの計画にお役立てください。
| 施設名 | 授乳室 | おむつ交換台 | その他 |
|---|---|---|---|
| かすみがうら市交流センター(ふれあいランド) | あり | あり(多目的トイレ内など) | レストラン「かすみキッチン」にお子様メニューあり。 |
| かすみがうら市水族館 | なし(詳細は要問合せ) | あり | ベビーカーでの入店が可能です。 |
| かすみがうら市歴史博物館 | なし(詳細は要問合せ) | あり(多目的トイレ内) | 館内はエレベーターがあり、ベビーカーでも移動しやすいです。 |
| 歩崎公園 | なし | あり(公園内トイレ) | 広い芝生広場があり、自由に遊べます。 |
4.2 雨の日でも遊べる室内施設
旅行中の急な雨はつきものですが、かすみがうら市には天候を気にせず楽しめる室内施設もあります。水族館や博物館など、子どもの知的好奇心を刺激するスポットを訪れてみてはいかがでしょうか。
4.2.1 かすみがうら市水族館
霞ヶ浦のほとりにある「かすみがうら市水族館」は、霞ヶ浦に生息する魚を中心に、世界の淡水魚など約100種1000匹の生き物に出会える施設です。 360度から観察できる円柱水槽や、魚と触れ合えるタッチ水槽は子どもたちに大人気。 コンパクトながらも見せ方に工夫が凝らされており、小さな子どもでも飽きずに楽しめます。 天候に左右されずに、霞ヶ浦の豊かな生態系を間近で感じることができる貴重なスポットです。
4.2.2 かすみがうら市歴史博物館
お城のような特徴的な外観の「かすみがうら市歴史博物館」も、雨の日におすすめの観光スポットです。 館内には、かつて霞ヶ浦の漁業で活躍した帆引き船の大きな模型が展示されており、その迫力に子どもも大人も圧倒されるでしょう。 昔の農具や生活道具なども展示されており、地域の歴史や文化を楽しく学べます。 最上階の展望台からは霞ヶ浦や筑波山を一望でき、晴れた日とはまた違った雨の日の湖の風景も趣があります。
4.2.3 地域福祉センター「やまゆり館」
観光の合間に少し立ち寄りたい場合は、地域福祉センター「やまゆり館」の子育てルームを利用するのも一つの方法です。 市内在住者向けの施設ですが、市外からの利用者も有料で利用可能です。 おもちゃや絵本が揃うキッズコーナーがあり、子どもを遊ばせながら休憩することができます。利用時間や曜日が限られているため、事前に確認してから訪れましょう。
5. 都心からのアクセス方法と移動時間の目安

都心から約70km圏内に位置するかすみがうら市は、車でも電車でもアクセスしやすいのが魅力です。 小さなお子様連れでも移動の負担が少なく、気軽に日帰り旅行を楽しめます。ここでは、主な交通手段ごとのアクセス方法と所要時間の目安をご紹介します。
5.1 車でのアクセス方法
都心からかすみがうら市へは、常磐自動車道を利用するのが最も一般的で便利なルートです。 目的地に合わせて最寄りのインターチェンジ(IC)を選びましょう。かすみがうら市交流センター(ふれあいランド)へは「土浦北IC」が最寄りとなります。
5.1.1 主要出発地からの所要時間と料金の目安
常磐自動車道を利用した場合の、都心主要エリアからの所要時間と高速道路料金の目安は以下の通りです。交通状況によって変動するため、お出かけの際は最新情報をご確認ください。
| 出発地 | 経由 | 最寄りIC | 所要時間(目安) | 高速料金(ETC・普通車) |
|---|---|---|---|---|
| 東京駅周辺 | 首都高速・常磐自動車道 | 土浦北IC | 約1時間10分~1時間30分 | 約2,500円~ |
| 新宿駅周辺 | 首都高速・常磐自動車道 | 土浦北IC | 約1時間20分~1時間40分 | 約2,500円~ |
| 練馬IC周辺 | 東京外環自動車道・常磐自動車道 | 土浦北IC | 約1時間~1時間20分 | 約2,100円~ |
※土浦北ICから、かすみがうら市交流センター(ふれあいランド)までは約30分です。
5.1.2 かすみがうら市内の駐車場情報
子連れでのお出かけに必須の駐車場ですが、「かすみがうら市交流センター」には無料で利用できる広々とした駐車場が完備されています。 歩崎公園や水族館と共用の駐車場で、安心して車を停めることができます。
5.2 電車でのアクセス方法
電車を利用する場合、JR常磐線がかすみがうら市を縦断しており、都心からのアクセスも良好です。 東京駅や品川駅から乗り換えなしでアクセスできる特急「ときわ」を利用すると、座席も確保しやすく小さなお子様連れでも快適に移動できます。
5.2.1 主要出発地からの所要時間と料金の目安
JR常磐線の最寄り駅は「土浦駅」または「神立駅」です。目的地によって便利な駅が異なります。ここでは「土浦駅」までの所要時間と料金の目安をまとめました。
| 出発駅 | 種別 | 乗り換え | 所要時間(目安) | 運賃・料金(片道) |
|---|---|---|---|---|
| 東京駅 | 特急ときわ | なし | 約50分~1時間 | 約2,190円~ |
| 東京駅 | 普通列車 | なし | 約1時間15分~1時間20分 | 約1,170円~ |
| 品川駅 | 特急ときわ | なし | 約1時間~1時間10分 | 約2,410円~ |
| 上野駅 | 特急ときわ | なし | 約45分~55分 | 約2,190円~ |
5.2.2 駅から観光スポットへの二次交通
駅から目的地までの移動には、バスまたはタクシーを利用します。「土浦駅」から「かすみがうら市交流センター」方面へは、路線バス(霞ケ浦広域バス)が運行しています。 しかし、本数が限られている場合があるため、小さなお子様連れや荷物が多い場合は、駅からタクシーを利用するのがスムーズでおすすめです。 また、かすみがうら市では予約制のデマンド型乗合タクシーも運行されており、こちらも便利な移動手段の一つです。
6. まとめ
この記事では、かすみがうら市の子連れ向け半日観光コースをご紹介しました。中心となる「かすみがうら市ふれあいランド」は、絶景の展望台や遊具が充実し、子供が夢中になること間違いなしです。湖畔カフェで一息つけば、親子で霞ヶ浦の自然を満喫できます。授乳室などの設備も整っており、都心からのアクセスも良好なため、気軽に訪れられるのが大きな魅力です。この記事を参考に、家族でかすみがうら市の魅力を体感してみてください。


コメント