【いろは坂】秋の一方通行を楽しむ|車窓撮影&停車ポイントMAP

栃木県

「いろは坂は一方通行?」「いつからいつまで?」そんな疑問をお持ちではありませんか?結論から言うと、いろは坂は一年中、上り(第二いろは坂)と下り(第一いろは坂)で道が分かれた一方通行です。この記事では、一方通行だからこそ安全に楽しめるいろは坂の魅力を徹底解説。特に秋の紅葉シーズンに焦点を当て、見頃時期や時間帯別プラン、絶景スポットでの撮影のコツまで、ドライブを最高に満喫するための情報を網羅。バスの一方通行や冬の交通規制など、よくある質問にもお答えし、快適なドライブ計画をサポートします。

1. 最初に結論 いろは坂はいつでも一方通行

日光の観光名所として名高い「いろは坂」は、年間を通して、そして一日中、常に一方通行の交通規制が敷かれています。季節や時間帯、天候に左右されることなく、上り専用の「第二いろは坂」と下り専用の「第一いろは坂」が明確に分離されているため、ドライバーは対向車を気にすることなく、安心してその独特なカーブと美しい景色を満喫できます。この一方通行という特殊な運用は、いろは坂の急峻な地形と連続するカーブにおいて、交通の安全性を最大限に高め、円滑な交通流を確保するために不可欠な措置となっています。

1.1 上りと下りで道が違う二つのいろは坂

いろは坂は、その名の由来となった「いろはにほへと…」の四十八文字になぞらえ、合計で48のカーブを持つことで知られています。この特徴的なカーブの数は、上り専用と下り専用の二つのルートに分かれて存在しています。

具体的には、日光市街から中禅寺湖方面へと向かう上り専用のルートが「第二いろは坂」と呼ばれ、20のカーブがあります。このルートは比較的道幅も広く、雄大な景色を楽しみながらドライブできます。一方、中禅寺湖方面から日光市街へと下る下り専用のルートが「第一いろは坂」で、こちらは28のカーブが連続します。第一いろは坂は、より歴史を感じさせる道筋で、カーブ一つ一つに「い」「ろ」「は」の文字が記された標識が立っているのが特徴です。このように上りと下りで道が完全に分かれていることで、それぞれのルートが持つ独特の趣を安全に体験することができます。

名称 進行方向 カーブ数 主な役割と特徴
第二いろは坂 上り(日光市街 → 中禅寺湖方面) 20 中禅寺湖や奥日光への主要なアクセスルート。明智平展望台への分岐があります。
第一いろは坂 下り(中禅寺湖 → 日光市街方面) 28 日光市街への帰路に利用される。各カーブに「いろは歌」の文字標識が設置されています。

1.2 一方通行だからこそ安全に運転できる

いろは坂が一方通行であることは、ドライバーにとって計り知れない安全上のメリットをもたらします。最も顕著なのは、対向車との正面衝突や接触事故のリスクが完全に排除されることです。急勾配とヘアピンカーブが連続する山道では、対向車の存在は運転の難易度を格段に上げ、事故の危険性を高めますが、一方通行であるため、そのような心配は一切ありません。

特に紅葉の時期など、多くの観光客が訪れて交通量が増加するピーク時においても、一方通行規制があることで、交通の混乱が最小限に抑えられ、比較的スムーズな車の流れが保たれやすくなります。これにより、ドライバーは運転操作に集中しつつも、周囲に広がる壮大な自然景観や、四季折々の美しい景色を心ゆくまで鑑賞することができます。安全性が確保されているからこそ、車窓からの写真撮影や、指定された休憩・展望ポイントでの停車も安心して楽しめる、まさに「絶景ドライブ」に最適な環境が提供されているのです。

2. 秋のいろは坂ドライブ完全ガイド

秋のいろは坂は、その標高差から長く美しい紅葉を楽しめる絶景のドライブコースです。しかし、その美しさゆえに多くの観光客で賑わい、特に紅葉のピーク時期は大変混雑します。ここでは、いろは坂の紅葉を最大限に楽しむための見頃時期と、時間帯別のドライブプランをご紹介します。

2.1 紅葉の見頃時期カレンダー

いろは坂を含む日光エリアは、標高差が大きいため、9月下旬から11月下旬にかけて様々な場所で紅葉が楽しめます。いろは坂自体は例年、10月中旬から11月上旬が紅葉の見頃となりますが、標高の高い奥日光から徐々に色づき始め、日光市街へと紅葉前線が降りてきます。以下のカレンダーを参考に、訪れたいエリアの見頃をチェックしましょう。

エリア 標高(目安) 例年の見頃時期(目安) 主な見どころ
奥日光(戦場ヶ原、湯元温泉など) 約1,400m~ 9月下旬~10月下旬 戦場ヶ原の草紅葉、湯ノ湖、竜頭の滝
中禅寺湖周辺(華厳の滝、中禅寺湖畔など) 約1,270m 10月上旬~10月中旬 華厳の滝、中禅寺湖、立木観音
いろは坂(第二いろは坂・第一いろは坂) 約800m~1,260m 10月中旬~11月上旬 車窓からの紅葉、明智平展望台、黒髪平展望台
日光市街・社寺周辺(日光東照宮、神橋など) 約600m 11月上旬~11月中旬 日光東照宮、日光山輪王寺、二荒山神社、神橋

※上記はあくまで例年の目安です。気象状況により見頃時期は変動しますので、お出かけ前に最新の紅葉情報を確認することをおすすめします。

2.2 時間帯別おすすめドライブプラン

秋のいろは坂は、その絶景を求めて多くの車が訪れるため、時間帯によっては激しい渋滞が発生します。特に週末や祝日の日中は大変混み合いますので、渋滞を避けてスムーズにドライブを楽しむためには、時間帯を工夫することが重要です。ここでは、時間帯別のいろは坂ドライブの楽しみ方と、渋滞回避のポイントをご紹介します。

2.2.1 早朝ドライブ(日の出~午前7時頃)

紅葉のいろは坂を最もスムーズに、そして幻想的な雰囲気で楽しめるのが早朝です。日の出とともに色づく山々は、朝霧に包まれて一層美しく、澄んだ空気の中で絶景を独り占めできる贅沢な時間となるでしょう。この時間帯はまだ交通量が少なく、第二いろは坂(上り)も比較的快適に走行できます。明智平展望台からの眺めも、朝日に輝く中禅寺湖や男体山が特に感動的です。前日に奥日光周辺に宿泊することで、この早朝ドライブを計画しやすくなります。

2.2.2 日中ドライブ(午前8時頃~午後3時頃)

日中は紅葉が最も鮮やかに見える時間帯ですが、同時に最も混雑する時間帯でもあります。特に週末や祝日の第二いろは坂(上り)は、午前9時頃から午後3時頃にかけて大渋滞が発生しやすく、通常20分程度の道のりが2~3時間かかることも珍しくありません。この時間帯にドライブを計画する場合は、時間に余裕を持ち、事前に交通情報を確認することが必須です。また、明智平ロープウェイ周辺も大変混み合いますので、時間に制約がある場合は、あえてこの時間帯を避けるか、他の見どころを優先するなどの検討も必要です。

2.2.3 夕方ドライブ(午後3時頃~日没)

午後の遅い時間帯、特に下り専用の第一いろは坂は、午後3時以降に混雑が始まる傾向があります。日没前の夕日に照らされる紅葉もまた格別で、昼間とは異なる趣の景色を楽しめます。ただし、日没が近づくと視界が悪くなるため、安全運転を心がけましょう。また、下りも渋滞が発生することがあるため、余裕を持ったスケジュールで行動し、早めの帰路を検討することをおすすめします。

【渋滞回避のヒント】
* 平日を選ぶ:可能であれば、週末や祝日を避け、平日に訪れることで大幅に渋滞を回避できます。
* オフピーク観光:日光市も推奨しているように、土日祝日の9時から15時のピーク時間を避けた観光を心がけましょう。
* 公共交通機関の利用:バスを利用するのも一つの手です。紅葉シーズン中は臨時便が増便されることもあります。
* リアルタイム情報の確認:出発前には必ず、道路交通情報やライブカメラなどで最新の渋滞状況を確認しましょう。

3. 【上り編】第二いろは坂の停車ポイントと見どころ

第二いろは坂は、日光市街地から中禅寺湖方面へ向かう上り専用の道です。全20のカーブを登りながら、移り変わる壮大な景色を楽しむことができます。一方通行のため、対向車を気にすることなく、安全に停車して絶景を堪能できるのが大きな魅力です。特に秋の紅葉シーズンには、息をのむような美しい景色の連続に、思わず車を停めたくなるポイントが随所に現れます。

3.1 絶景が広がる黒髪平展望台

第二いろは坂を登っていくと、中腹あたりに位置するのが「黒髪平展望台」です。ここは、眼下に広がる山々の雄大な景色や、いろは坂のカーブが織りなす独特の景観を一望できる絶好のスポットです。特に紅葉の時期には、赤や黄色に染まった山肌が目の前に広がり、息をのむほどの美しさとなります。駐車場も完備されており、安全に停車してゆっくりと景色を眺めたり、記念撮影をしたりするのに最適です。

ここでは、日光の自然が作り出す芸術ともいえる紅葉のパノラマを、心ゆくまで堪能してください。望遠レンズを持参すれば、遠くの山々のディテールや、鮮やかに色づいた木々をより美しく写真に収めることができるでしょう。

3.2 必ず立ち寄りたい明智平駐車場

第二いろは坂の終盤に差し掛かると、日光屈指の絶景スポット「明智平」に到着します。広々とした駐車場が整備されており、多くの観光客で賑わう場所です。ここから眺める景色も素晴らしいですが、明智平の最大の魅力は、ロープウェイに乗ってさらに高みへと向かうことにあります。

3.2.1 明智平ロープウェイからの眺望

明智平駐車場から運行しているロープウェイに乗車すれば、わずか数分で明智平展望台へとアクセスできます。このロープウェイからの眺めこそ、いろは坂ドライブのハイライトと言えるでしょう。展望台からは、以下の壮大な景色を一度に見渡すことができます。

見える景色 特徴・おすすめポイント
華厳の滝 日本三大名瀑の一つ。迫力ある滝壺まで見下ろせる、まさに圧巻の光景
中禅寺湖 男体山を背景に広がる美しい湖。紅葉とのコントラストが絶景を生み出します。
男体山 日光のシンボル的な山。その雄大な姿を間近に感じられ、神聖な雰囲気が漂います。
いろは坂全体 上り・下りの両方の道が複雑に絡み合う様子を一望。紅葉時期は特に壮観で、ドライブの軌跡を振り返るのも一興です。

明智平ロープウェイからの眺望は、四季折々の美しさがありますが、特に秋の紅葉シーズンは、山全体が錦に染まり、息をのむような絶景が広がります。カメラを忘れずに持参し、この感動的な瞬間を写真に収めることを強くおすすめします。

4. 【下り編】第一いろは坂のカーブと撮影のコツ

第一いろは坂は、中禅寺湖方面から日光市街地へと下る一方通行の道路です。その最大の特徴は、48もの急カーブが連続すること。このカーブには、それぞれ「い」「ろ」「は」…と平仮名が振られており、全部で48文字、つまり「いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむうゐのおくやまけふこえてあさきゆめみしゑひもせす」の歌が完成します。秋には、このユニークなカーブ標識と鮮やかな紅葉が織りなす絶景を、車窓から楽しむことができます。

4.1 カーブ標識と一緒に紅葉を撮る

第一いろは坂を下る際、各カーブに設置された平仮名の標識は、紅葉シーズンには特に絵になる被写体となります。車窓越しに、色づいた山々を背景にカーブ標識を捉えることで、いろは坂ならではのドライブの思い出を写真に残すことができるでしょう。

撮影の際は、以下の点に注意すると、より魅力的な写真が撮れます。

撮影のコツ 詳細
助手席からの撮影 運転手は運転に集中し、助手席の同乗者が安全に配慮しながら撮影することをおすすめします。窓を開けて、車のブレを最小限に抑えながら撮影すると良いでしょう。
連写モードの活用 カーブを曲がる瞬間や、標識が視界に入るタイミングは一瞬です。スマートフォンの連写機能やカメラの高速連写モードを活用することで、ベストショットを逃さずに捉える確率が高まります。
構図の工夫 標識だけでなく、その奥に広がる紅葉のグラデーションや、谷の深さを意識して構図を決めると、奥行きのある写真になります。カーブの先に広がる景色を意識するのも良いでしょう。
逆光を避ける 時間帯によっては逆光になり、紅葉の色が暗く写ってしまうことがあります。太陽の位置を意識し、順光で撮影できるタイミングを狙うと、より鮮やかな色彩を表現できます。特に午前の早い時間帯や午後の遅い時間帯は、光が柔らかく、美しい色合いが出やすい傾向があります。

走行中の安全を最優先し、無理な体勢での撮影や、運転手の注意を散漫にさせる行為は絶対に避けましょう。

4.2 安全に停車できるスペースはある?

第一いろは坂の走行中に、カーブの途中で安全に停車して撮影できるような公的な駐車スペースは、基本的に設けられていません。第一いろは坂は急カーブが連続し、常に車両が通行しているため、路上や路肩での駐停車は大変危険です。

路上での駐停車は、後続車との追突事故を引き起こす可能性があり、また、いろは坂特有の一方通行の流れを妨げ、渋滞の原因にもなります。美しい紅葉を撮影したい気持ちは分かりますが、何よりもご自身の安全と、他のドライバーの安全を最優先してください。

第一いろは坂の全景や、紅葉に染まる壮大な景色をじっくりと眺めたい場合は、以下の方法を検討しましょう。

  • 明智平展望台からの眺望:第二いろは坂(上り専用)の途中にある明智平駐車場に車を停め、ロープウェイで展望台へ上がると、第一いろは坂を含むいろは坂全体の雄大な景色を一望できます。特に紅葉シーズンは、息をのむような絶景が広がります。
  • 中禅寺湖周辺の駐車場:第一いろは坂を下り始める前、中禅寺湖周辺には複数の駐車場があります。ここに車を停めて、湖畔の紅葉を楽しんだり、いろは坂を下る前の準備をしたりするのも良いでしょう。
  • 日光市街地周辺の駐車場:第一いろは坂を下りきった後、日光市街地周辺にも駐車場があります。下り坂の運転を終えてから、ゆっくりと休憩を取り、撮影した写真を見返す時間にあてるのが賢明です。

第一いろは坂を走行する際は、美しい景色に目を奪われがちですが、常に前方に注意を払い、安全運転を心がけましょう。

5. いろは坂の一方通行に関するよくある質問

5.1 バスも一方通行なの?

はい、いろは坂を通行するバスも、一般車両と同様に一方通行の規制に従って運行しています。上り専用の第二いろは坂と、下り専用の第一いろは坂を、それぞれ一方通行で走行します。

特に、JR日光駅や東武日光駅から中禅寺湖畔、奥日光湯元温泉方面へ向かう東武バス日光の路線バスは、大型車両でありながら、この曲がりくねったいろは坂を毎日運行しています。 運転に不慣れな方や、紅葉シーズンなどの混雑時に運転の心配をせず景色を楽しみたい方にとって、バスの利用は非常に便利な選択肢となります。

冬季もバスは運行していますが、冬ダイヤに変更される場合があるため、事前に時刻表を確認することをおすすめします。 また、冬季には奥日光地域に宿泊する方向けに、路線バスのフリーパスが割引になるなどの特典が提供されることもあります。

5.2 冬の積雪や凍結時の交通規制はいつから?

いろは坂を含む奥日光エリアでは、例年秋の終わり頃から春先にかけて積雪や路面凍結の可能性があります。 特に路面凍結予報は11月から5月頃まで提供されており、この期間は注意が必要です。

いろは坂自体は、降雪時にも迅速な除雪作業が行われるため、基本的に通行止めになることは稀です。 しかし、冬期にいろは坂を車で通行する際は、必ず冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)を装着するか、タイヤチェーンを携行・装着する必要があります。 降雪がなくても、気温が低い日には路面が凍結している場合があり、特に「ブラックアイスバーン」と呼ばれる見えにくい凍結には十分な警戒が必要です。

なお、いろは坂からさらに奥日光へ進んだ先の金精道路(国道120号線の湯元から群馬方面)は、毎年12月下旬から4月下旬頃まで冬季閉鎖となり、通り抜けができなくなります。 金精道路の閉鎖期間は、その年の気候や積雪状況によって変動することがあるため、訪問前に最新の道路情報を確認することが重要です。

冬期に日光を訪れる際は、以下の点に注意し、安全なドライブを心がけましょう。

項目 詳細
冬用タイヤ・チェーン 必須です。積雪や凍結の恐れがある時期は必ず装備しましょう。
路面状況の確認 出発前には、天気予報や現地のライブカメラ、道路情報サイトなどで最新の路面状況を確認してください。
金精道路の冬季閉鎖 奥日光から群馬方面へ向かう場合は、例年12月下旬から4月下旬頃まで閉鎖されるため注意が必要です。
運転方法 急発進、急ブレーキ、急ハンドルは避け、「急」のつく運転は厳禁です。

日光市では、大雪時の交通障害を軽減するため、除雪体制の強化に取り組んでいます。 しかし、予期せぬ天候の急変もあり得るため、冬期の訪問には十分な準備と情報収集が不可欠です。

6. まとめ

いろは坂は、上り専用の「第二いろは坂」と下り専用の「第一いろは坂」ともに「いつ」でも一方通行です。この独特な交通ルールは、急カーブが連続する山道での安全性を高め、スムーズなドライブを可能にしています。特に秋の紅葉シーズンは格別で、黒髪平や明智平からの雄大な景色、第一いろは坂のカーブ標識と紅葉が織りなすコントラストは、訪れる人々を魅了します。この一方通行の仕組みを理解し、計画的に安全運転で、いろは坂の美しい自然を心ゆくまでお楽しみください。

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